最近 お客様から「何処で修業されたのですか?」とご質問を受けることがあります☺ もちろん経歴をお話しするのですが その中でも大きな影響を受けました 2人の師匠についての話になります そこで2人の師匠のご紹介をさせていただきたいと思います☺ ご興味のある方はぜひ一読ください<(_ _)>
~2人の師匠に感謝の気持ちを込めて~
山田興助シェフ
私が帰国して初めてお世話になったお店「シェ・ヤマダ」のオーナシェフである山田興助シェフです 山田シェフは 辻調理師専門学校並びにフランス校の先輩にあたる方です 私が思うにはひとえに「天才肌」のシェフだと思います また当時としてかなり「フランスのレストラン」を思わせる本格的なフランス料理店で 関西レストランの中でもトップクラスのワインを保有し さらに接客にも力を入れられていました さらの雑誌のや専門書にも数多く掲載されていましたシェフでもありました また関西ではテレビ出演シェフの走りではないでしょうか☺ レギュラー番組もありましたし民放各社にも出演さていました おかげで私も取材の担当をさせていただいたりテレビ出演時のアシスタントとして同行させていただいたりと貴重な経験をさせていただきました それになにより有名だったひとつが関西でも3本の指に入るくらい厳しいシェフとしても有名だったと思います💦 私は歴代スタッフの中でも一番長くお世話になり 山田シェフには たくさんの経験をさせていただき 多くを学ばせていただきました 特に私にとっては「レストランとはなにか」「独立を目指すなら何を学ぶべきか」「料理の発想力」を学ばせていただいたと思っています ありがとうございました<(_ _)>
船橋俊夫シェフ
私が帰国して間もない頃にお食事行ってその味に感動して知り合ったのが「オー・プティ・コントワー 後の ル・ヴューロジ」のオーナーシェフである船橋俊夫シェフです ※食事に行ったお店は「ガロパン」と言うお店です 当時としては考えられないことなのですが他のお店で働く料理人も気さくに受け入れてくださるかたでした 船橋シェフはフランスでの経験が豊富なシェフで逸話が数多くあります 現在パリでも活躍するレジェンド的なシェフが初めて認めた日本人と云われています またある国の王室で料理フェアをしたり時の大統領や有名シャンソン歌手(俳優もされていました)などにも料理を作ったこともあり また超有名デザイナーとも交流があったようです 実に経歴だけでも本が書けるくらいのシェフでしたが自慢話として聞いたことは一度もありません 私が出会った頃は 当時南仏で天才と云われ「厨房のボナパルト」と云われましたシェフのお店の日本支店のシェフとして帰国されていましたが残念ながら日本側の会社の都合でオープン間近で立ち消えしてしまたそうで その後「ガロパン」でシェフをされていた時に出会ったのです それから長い間船橋シェフからは実に多くを学ばせていただきました 「フランス料理とは」「フランス料理とはなにか」「食材」「ワインやマリアージュ」「サーヴィス」「テーブルマナー」「学ぶための学び方」「勉強をするための勉強の仕方」「フランスのレストランとは」などまだまだ数え切れません 私にとっては「本物のフランス料理を作ることができるシェフ」だと思っています 私が今もフランス料理を続けられてお店をやっていけてるのも船橋シェのおかげと言っても過言ではありません ありがとうございました<(_ _)>
※船橋シェフはあれから13年が経ちました哀悼の意を込めまして今回の「2人の師匠について!」を掲載させていただくきっかけとなりました
※さらに詳しく知りたい方は ご来店時にお気軽にお尋ねください☺